トルコ旅行

2012年12月24日 (月)

トルコ旅行4~6日目

55今日のホテル出発はちょっと遅めの10時。なので朝食を早めに済ませて空いた時間、ホテル周辺をプラプラとお散歩。今日は雨模様なのがチト残念。

ホテル周辺にはお店とか全くないけれど、奇岩の風景とかね、近くの小学校などをちょっとチラ見。小学生は私が日本人ってわかったみたいだけれど、なんかイエローとか言われた気がする(-_-)。聞き間違いかな??聞き間違いじゃなかったら小学生ごときにそんな事言われて何かムカツク。トルコ人は親日の人が多いはずなんだけどな。

ツアー参加者の何人かは、早朝から気球でカッパドキアを空中散歩。オプション代は確か1.9万だったと思う。いろいろ経験するのは好きな私だけれど、何故だか気球には乗りたいとは思わないのよね。軽く高所恐怖症ってのもあるけど。
でも気球体験もなかなか楽しかったそうな。寒いんじゃない?って思ったけれど、熱気球なので全然寒くなかったらしい。
お散歩途中に気球が上がっているのを下から眺めていたいた私。

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さて、本日のカッパドキア観光、まずはいくつか奇岩の風景を堪能。

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67_3そしてギョレメ野外博物館を見学。ここには30以上の岩窟教会があるのだ。保存状態のいいところではいくつかのフレスコ画も見る事ができる。結構きれいに色が残っていたりもするんだよね。砂漠と違ってカッパドキアは雨や雪が降って湿度もそれなりにあると思うんだけれど、よくちゃんと残ってるなって感じ。

アジアにも岩窟寺院があるけれど、人種や宗教が違っても、同じようなものを残すってことは、人間の考える事はやっぱりみな一緒って事よね。

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61今日のランチは洞窟レストラン。
観光客用レストランなので別にどうって事はないけれど(^_^;)、カッパドキアのワインは一応有名なので飲み物はホットワインを頼んでみる。昨夜もワインは飲んだけれどね、昨日のワインはカッパドキアのワインだったか確認し忘れた。ランチのワインはぶどうジュースのようなお味でアルコールとは思えなかった(^_^;)。


60そして本日は絨毯屋と陶器のお店に連れて行かれる。ひとグループに一人づつマンツーマン形式で流暢に日本語を話す店員が張り付く商法の絨毯屋。買う気は全くなかったけれど暇つぶしにいろいろな絨毯を見せてもらいながら説明してもらっちゃった。でも高いお金出して買うなら実用的ではないけれど、絨毯はやっぱり絹の絨毯がいいな~。で、絹の絨毯買うならやっぱりトルコ絨毯ではなくペルシャ絨毯がいいな~と思った私なのであった。買わないけど(^_^;)。

アバノスの陶器屋で見たトルコの陶器のデザインはきれいなんだけどね~、それなりのものはそれ相応のお値段でとても手が出ない。なので私がお土産に買った陶器は、連れていかれたお店の陶器ではなく、露天で買った1個500円程度の鍋敷き(^_^;)。それはそれできれいだったから満足してるんだけどね。

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という事で、今回のトルコ旅行の私のお土産はこんだけ~。安上がりに済んだ(^_^;)。本当は上のブルーのお皿と同じバージョンのコーヒーカップが欲しかったんだけどね、高いんだも~ん。

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カッパドキア観光を終えた後は、行きに来た道を戻りバスで4時間、夜アンカラに到着。そして翌日は朝も早くから再び行きに来た道をもどりバスで6時間、イスタンブールへ。といってもイスタンブール市内は素通りし、そのまま空港直行で17時発のトルコ航空で日本に帰国。このトルコ国内での往復の移動時間がかなりもったいない今回のトルコ周遊の旅なのであった。

ところで観光中はどんより曇り空か雨ばかりだった今回のトルコ旅行。冬のトルコって毎日こんな天気なのかなと思っていたら、最終日に晴れた(^_^;)。バス移動の日に晴れるならカッパドキアで晴れて欲しかったと思うけれど、とりあえず晴れたトルコも見られたからいっか。どうせなら寒くてもいいから雪のカッパドキアが見てみたかったな。

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2012年12月23日 (日)

トルコ旅行3日目

今日は雨の中、まずはアンカラのアナトリア文明博物館を見学。
ここ、以前にも来たけれど、以前と比較するとやけに小規模になっている?と思ったら、改修工事中だったみたい。前回のトルコ旅行の私の目的だった一つ、ヒッタイトの遺跡がたくさん展示されていた博物館だからね、いくら物忘れが激しい私でもこの辺の記憶はまだちゃんと残っていてよかった(^_^;)。

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そして早めの昼食を食べ、一路バスで4時間の行程をカッパドギアへと向かう。
途中塩湖で休憩したけれど、天気もいまいちだし、どうって事もない塩湖の風景なのであった。やたら岩塩関係の商品を売りつけてきたけれど誰も何も買ってなかったな。

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中部アナトリア地方に位置するカッパドギアに到着。まずは地下都市カイマクルの見学に。岩に覆われた地下都市だから寒いだろうと、昨日の教訓を活かして防寒対策をばっちりしてバスから降りたのだけれど、地下都市は暑かった(^_^;)。通気がいまいちの洞窟に人がいっぱい入るわけで、熱気がこもってる~。
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カイマルクの地下都市は地下5階まで見学できるんだけれど、この下にもさらに発掘していけば洞窟があるのかしら?
アラブ人から逃れたキリスト教徒が、多い時には2万人、そして一番長くて半年ぐらい暮らしていた事があるというこの地下都市。中には通気口や礼拝堂、厨房、食料庫、敵の侵入を防ぐための道を塞ぐ丸石なんかもあって、居住用空間として一応整備されているけれど、こんなところで生活していたら気が狂っちゃいそう。


45その後はど~んよりとした空模様の中、途中トルコアイスなどを食べつつ、カッパドキアの岩のパノラマを2箇所ほど見学する。
時間的には夕日の時刻。夕日を浴びて岩が赤く焼けるとさぞかしきれいなんだろうけれど・・・悲しいかな、太陽は分厚い雲の中なのであった。

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46本日のホテルはブルジュカヤホテル。このホテルはカッパドキアの奇岩の中にあるユルギャップ地区というところに建つホテル。なのでホテルからも奇岩が眺められるし、ホテル自体も趣のあるホテルでなかなかよかった。奮発して洞窟ホテルに泊まった人もいるけれど、このホテルならわざわざ洞窟ホテルに泊まらなくても満足度は高いと思うんだけどな。でも夕食はバイキングで他のツアー客も何組かいてワサワサ食べる感じで落ち着かない。観光客御用達の宿って感じではあった(^_^;)。

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私は行かなかったけれど、夜、ガイドさん紹介のハマムに行った人もいて、これまたなかなか気持ちよかったそうな。ちゃんと女性用ハマムもあって、送迎付きで3500円でかなり良心的なお値段。

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2012年12月22日 (土)

トルコ旅行2日目

本日はイスタンブール観光と、その後はバスで6時間、トルコの首都アンカラへと向かう一日。まずはバスでローマ時代の競技場跡に向かう。そこでバスを下車してブルーモスク(入場)→アヤソフィア(外観のみ)→トプカピ宮殿(入場)→昼食→グランドバザールまで、バスに戻ることなくずっと徒歩観光。

それならそうとバス降りる前にヒトコト言ってよね(-_-)。

というのも本日のイスタンブールは途中から小雪の舞う寒さ。ブルーモスク観光後はまたバスに戻るのかと思っていたから、防寒グッズの帽子とかバスの中に置きっぱなしで来ちゃったじゃないのさ~。寒い!!
結局今回のトルコ滞在中一番寒かったのは本日のイスタンブールだったのに(><)。

ローマ時代の競技場跡。ここにオベリスクがあったとは・・・前回来た時も見たはずだよね・・・ローマ皇帝によりカルナック神殿から運ばれたという貴重なオベリスクにも関わらず何故か記憶無し(^_^;)。

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スルタンアフメット・ジャミィ。別名ブルーモスク。1616年に建造されたこのモスク、一番の特徴は6本のミナレット。6本のミナレットを持つモスクは珍しいそうな。そう言われてみると今まで私が見たモスクは、大きなモスクでも4本のミナレット、小さなモスクは1本か2本のミナレットがほとんどだったな。
そしてブルーモスクは、中の装飾がすばらしく美しいのだ。ここは時間を気にする事なく、一度ゆっくり訪れてみたい場所の一つ。

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アヤソフィア。325年、コンスタンティヌス1世により建築が始まり、ビザンツ帝国が終を告げるまでギリシア正教の大本山だったアヤソフィア。ビザンツ建築の最高傑作とも言われている。1453年にコンスタンティノープルが陥落すると、スルタン・メフメット2世によって聖堂はモスクに変えられ、モザイクなども塗りつぶされた。ビザンツ時代の遺跡として注目されるようになったのはモザイクが発見された20世紀になってから。でも前回も今回もアヤソフィアの中には入っていないのよね。一度中も見てみたいなぁ。

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18トプカピ宮殿。
金角湾、マルマラ海を眼前に、ボスポラス海峡を望む小高い丘に建てられたトプカピ宮殿は、15世紀半ばから20世紀初頭にかけて強大な権力を持っていたオスマントルコ帝国の居所。

宝物館には宝石とかね貴重なお宝がイロイロ飾られている。でも私は宝石とかにはあまり興味はないので、歴代スルタンの肖像画とかを見ている方がおもしろい。

そしてオスマントルコといえば、「アラビアのロレンス」を連想しちゃう私はどうしても残忍なトルコ兵のイメージが拭えなくて・・・。トルコ兵に限らずアラブ軍だって、その他の軍隊だって戦争になったら皆残忍になってしまうんだけれど、リアルに想像しちゃうからな・・・。

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78そういえばガイドさんが語っていた赤地に白い新月と星が描かれたトルコの国旗の由来。昔、戦いでトルコ人のおびただしい血が流された時、その血の海に新月と星が映っていたそうな。それがモチーフになったんだとか。ホントかな?と帰国して調べてみると、その話はいわゆる都市伝説の一つみたいな感じだった。

23グランドバザール。
このグランドバザールは中東最大とも言われる大規模なもので、出入り口は20余りあるそうな。歴史も古く、元々は15世紀半ばにメフメット2世により建設された市場なのだ。

ここで1時間ばかりのフリータイムでお買い物。でも1時間じゃゆっくり値切っている時間もないし、迷わない範囲内でお店を見て回っただけで終了。これといって欲しいものもなかったし、結局何も買わなかった。

グランドバザールは観光客価格でちょっと割高みたいだし、客引きもウザイ。やたら韓国人か?と声をかけられたけれど、それって今じゃ日本人より韓国人の方が来てるか買い物しているって事よね。間違われるなら中国人じゃない?って気がしなくもないけれど、中国人より韓国人の方が来てるって事?
でもグランドバザールもやっぱり一度ゆっくり訪れたい場所の一つではある。

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そして本日の昼食はこんな感じ。トルコはフランス料理、中華料理に並ぶ世界三大料理の一つ。でも私的にはいまいちトルコ料理は好みではない(^_^;)。

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イスタンブール観光はこれで終了。ハヤッ。
って事でイスタンブールはやっぱり一度フリーで訪れたいなぁ。もう一度行きたかった地下宮殿は今回の観光には入っていなかったしね。

そしてボスポラス海峡にかかるこの橋を渡って、アジア側へ。
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アンカラは結構高地にあるそうな。アンカラに行く途中の雪景色。
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そして本日の夕食は、6時間のバス移動で21時近くにたどりついたアンカラのセレギャフホテルのレストランで。このホテル近辺はマフィアとかもいてちょっと治安が悪いらしい。そのせいか?夜中結構パトカーの音とかいろいろうるさくてよく眠れなかった。時差ボケもあるけどね。

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2012年12月21日 (金)

トルコ旅行1日目

10日前に突如HISの6日間弾丸トルコツアーに申し込み、12/21~26までトルコへ。ホントはね、イスタンブールを3日間ぐらい自由にプラプラしたかったんだけれど、イスタンブールのフリー旅行って真冬のローシーズンにも関わらず何故か高いのだ!!しかもイスタンブールとカッパドキアを周るツアーの倍額(@_@)。
何故なんだ~??

広大な国土のトルコ。カッパドキアまで足を伸ばすと移動に取られる時間は半端ない。そのうえ絨毯屋やトルコ石のお土産物屋に連れ回されて、実質観光に費やす時間は微々たるもの。トルコはツアーで一度周遊しているので、そこのところはよーくわかってはいるけれど、やっぱり安さに負けて周遊ツアーで行く事にしてしまった(^_^;)。

このツアー、一人から催行可のいわゆる現地発着ツアー。成田参加組や関西参加組がいたり、海外赴任の日本人がミラノやローマやブリュッセルから参加していたりと、寄せ集めの総勢20人。この人数なのでバスは余裕で1人2席使えてよかった(^^)。
でも関西から参加の大学生二人組、成田参加組とはイスタンブールが1泊多いだけの違いにも関わらず、8万近くツアー代が高かったという・・本人達もその事実を知ってかなりへこんでいたけれど、私らもそれを聞いてびっくり(@_@)。平気でそういうのを一緒のツアーに入れ込んじゃうところがさすがHIS?って思っちゃったヨ。

前回のトルコ旅行の時も安値にこだわった私(^_^;)。そのせいか前回はタシケント、アテネ経由のウズベキスタン航空なんぞを使ってトルコに行ったけれど、今回は楽チン直行便のトルコ航空使用。とはいえ12時間はかかるんだけれどね。でもトルコ航空に乗れたので、これで日本に就航している中東系の航空会社はすべて制覇できて、私的にはちょっと満足なのであった。

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1時間遅れの13時55分に出発したトルコ航空。イスタンブールの旧市街に位置するエルビルホテル到着したのは21時。1時間到着が早ければホテル近くをちょっとばかり散策する元気もあったのかもしれないけれど、日本時間で考えると既に真夜中。長時間フライトでぐったり疲れた私はバタンキューで就寝してしまった。
このホテル、ガタラ橋にも歩いて5分弱の距離みたいなので街歩きにはもってこいの立地だったんだけれど、結局寝るだけで終わっちゃったのがなんだかもったいないかったな。モスクがライトアップされているイスタンブールの夜景ってすごく綺麗だった記憶があるので、もう一度見たかったんだけどね。

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