北海道オホーツク旅行

2012年2月27日 (月)

オホーツク⑤オーロラ号

41_2まだちょっと吹雪かげんの網走だけれど、条件付き乗船と言う事で、本日15時30分のオーロラ号は無事出航。
オーロラ号は昨日乗ったドリルで氷を砕きながら進むガリンコ号と違い、船の先端を氷に乗り上げながら氷を砕いて進むタイプの砕氷船なんだそうな。ガリンコ号よりひと回り大きめ。

本日は海岸沿いまで流氷が来ているので、出航するとすぐに流氷帯に突入。
オオ~、昨日の薄氷状態とは違って結構な迫力

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大きな氷にぶち当たると船が振動するし、氷が砕ける音もガガガァと響いて、なかなか臨場感があるじゃない♪
最初、2階甲板サイドで見ていたけれど、1階で見た方が迫力ありそうなので1階に移動。ここからだと流氷に手が届きそう♪
先端の方は氷が砕けるところが見えないのでいまいちなんだけれど、流氷に囲まれた船の通り道を眺める事ができる後方デッキに行くのを忘れてしまったのが悔やまれる。
とはいえ、やっぱりサイドデッキから氷が砕けるところを見るのが一番の迫力(^^)/

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こんな流氷が見れて大満足。贅沢をいえば、晴れているとよかったんだけどね。今日は風があるし雪も舞っていたので、昨日より寒かったんだよね(-_-;)。
そして今回お初に使用したデジカメ。防水機能ないにも関わらず、雪の舞う中長時間録画モードにして使っていたから壊れるんじゃないかと心配だったけれど、意外と大丈夫だったFINPIX F550EXR。良かった。

こちらは2階デッキから眺めたオーロラ号からの映像。

こちらは1階デッキから眺めたオーロラ号からの映像。

57オーロラ号乗船後は、帰りの飛行機まで時間があるので、サービスで?夕暮れ間際の能取岬にお立ちより。
岬の高台からオホーツク海を埋め尽くすほぼ接岸状態の流氷が眺められてこれまた良かった(^^)。夕焼けで流氷が赤く染まっていたりするとこれまたすばらしい風景だと思うんだけれど、贅沢は言わないでおこう(^_^;)。

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59そしてこじんまりとした女満別空港で夕食。味噌ラーメンとカニ飯で1,000円。
空港到着当初は、私達の乗る羽田からの折り返し便が吹雪で着陸できないかも??って事だったけれど、滑走路の除雪作業に10分程度遅れがでただけで無事女満別空港を飛び立つ。

帰りの女満別空港⇒羽田空港 間でも再びフリスクガイガーで測定してみたけれど、数値はやはり高かった。
1回目 1.02±0.06μSV/h
2回目 0.92±0.06μSV/h

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オホーツク④流氷館

30朝から温泉にまったりつかり、何もないホテル周辺をちょっとばかり散策した後、ツアーにしてはかなり遅めの10時出発で、温根湯温泉から網走へと向かう。
温根湯温泉辺りは晴れていたけれど、網走に近づくと軽く吹雪いてきた。今日は海から陸に向って風が吹いているので、網走の流氷はほぼ接岸状態で陸からもばっちり見えるんだけれど、少々風が強いので、ガイドさんはオーロラ号が出航するか心配していた。でもオーロラ号の乗船予定は15時30分。船が出るか出ないかはその時になってみないとわかんないよね。

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33という事で網走到着後、まずは昼食。海沿いにある海鮮問屋でイクラ丼。なんだかせわしない昼食場所だったけれど、久々のイクラはおいしかった(^^)。

そして昼食後はオホーツク流氷館へ。
網走には以前来た事があるし、クリオネ見た記憶もあるので、多分ここは一度訪れた事があるような気がするんだけれど・・・・・記憶にない(^_^;)。でも今回は流氷を見に来たので、流氷の成り立ちとかを改めて学べて、来た甲斐があった(笑)。

35流氷は、中国&ロシアを流れるアムール川が海に注ぎ、その水が凍る事によって誕生するらしい。塩分濃度が違う川の水は、塩分濃度が高い海水とはそうそう交わる事はないそうで、流氷は海水というよりは、アムール川の水が凍ったようなものだとか。なので流氷をなめてもそんなにしょっぱくはないらしい。でも流氷の大元が中国&ロシアを流れていた川の水・・・と思うと、またまた汚染が気になってきた私(^_^;)。その氷が南下するにつれて大きく成長して、海が凍る南限の北海道オホーツク海岸沿いまで流れてくるわけだけれど、流氷ってきれいなのかな??プランクトンをいっしょに運んでくる流氷は、オホーツク海に豊かな漁場をもたらす大切な存在という事は確かなようだけれど、有害物質もいっしょに運んでくるって事はないのかな??疑い出すときりがない(^_^;)。
こちらは冬の海でしか見られないクリオネやフウセンウオ。

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2012年2月26日 (日)

オホーツク③温根湯ホテル

31_2さて、本日のお泊まりは、北見に位置する温根湯ホテル四季平安の館。
予定より一本前のガリンコ号に乗れたので、18時過ぎには宿入り。そして翌日の帰りの便は女満別空港20時25分発の最終便のため、たっぷり時間がある翌日のホテル出発は10時。という事で、この温根湯ホテルではかなりゆっくり過ごせる感じだ。

24周りには何もない場所だけれど、展望の無いお部屋内はくつろげる作り。そしてこのホテルの温泉はなかなかGood。露天風呂を含めて5種類ぐらいの浴槽があるし、夜と朝で男女も入れ替わるので、温泉は十分満喫。雪の舞う露天風呂はいい感じだし、免疫アップ効果があるという白樺に寄生する希少なカバノアナタケエキス入りの湯とかもあるんだな。でもこれってキノコって事だよね・・・放射能たんまり吸収していたりして・・・ラジウム温泉もどきになってたりして・・・な~んていう考えが、温泉につかりながら私の頭をよぎったのであった(^_^;)。

ところで、このホテルにはとんでもない落とし穴があったのだ。それは夕食。
目を疑うような貧相な夕食・・・民宿に泊ってもこんな夕食出された事ないしぃ~。
これが今回の夕食(もちろんビールは別代金)⇓
ほっけに茶碗蒸しにみそ汁替わりのお豆腐&シャケ&ネギ一切れ入りの鍋にご飯とたくわん二切れ。一番でかい空の皿はほっけの取り皿なんだそうな(笑)。

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いや~、バスの中でガイドさんから本日の夕食に対しての予備知識は与えられていたけれど、ここまでひどいとは思わなかった。そりゃね、クラブツーリズムに相当代金たたかれていて苦しいのはわかるけれど、こんな料理を客に出してホテルとしてのプライドはないのかい?って感じ。客にこんな料理を出す位なら、究極の妥協案として朝食のみ提供するという事で契約結ぶとかね、後は安いツアーの団体客は断ればいいのに、断りもしないでこんな夕食を平気で出しているあたり、客をバカにしているとしか思えない。北海道旅行って夕食も楽しみの一つなのにね。

28今までもクラブツーリズムに阪急トラピックスに旅物語にHIS等の格安ツアーはいろいろ利用したけれど、ここまでひどいホテルはいまだかつてなかった。中にはかなり満足度の高い夕食出すところもあるのにえらい違い。
朝食は一般的なバイキングだろうが⇒
いくら温泉がよかろうが、夕食のせいでこのホテルの印象は最悪。食べ物のうらみは根深いのだ(-"-)。

夕食後はお口直しに、本日立ち寄ったお店で購入しておいたカップ酒(コップのデザインがかわいいオホーツク風)とおつまみ。

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そしてホテルでの恒例フリスクガイガー測定値は
0.07±0.02μSV

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オホーツク②ガリンコ号

21_2層雲峡を後に、オホーツク海沿いの紋別へと向かう。
ここから砕氷船「ガリンコ号」に乗船。ガリンコ号はアラスカの油田開発用に作られた砕氷船で、先端に氷を砕く大きなドリルが一本付いているのだ。
定員は190名程だったかな。16:10に乗船の予定が、15:00に間に合ったので一本前のガリンコ号に乗る事ができてラッキー。16:10だと帰路は暗くなっちゃいそうだもんね。15:00の便は満員。
22流氷目的でオホーツクくんだりまでやってきたので、船に乗っている間はもちろん寒さにも耐えてずっと甲板に出て流氷を眺めていた私。最初から甲板サイドの場所に陣取っていたからよかったけれど、途中流氷帯に入ると甲板上は結構人が鈴なりに・・・いるのよね~。眺めがいい時だけ暖かい船内から出てきて割り込んでくる人って。寒い中頑張って最初から甲板に出てる人の身にもなれ~(-"-)って感じ。流氷帯に入るまで20分位航行していたけれど、その間、外にいる人達は皆寒風に耐えていたんだからね。自然観測には忍耐と努力が必要なんだけど。

さて今回の紋別の流氷はというと、薄氷状態。
温暖化のせいで年々流氷はしょぼくなってきているらしい。昔は見事な流氷が海岸沿いまで押し寄せていたという話だけれど、最近では海岸近くまで流氷が来ていない日も多々あるとか。

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つまり、この時期オホーツク沿岸に来たからって、必ずしも流氷が見られるというわけではないのだ。陸から海に向かう風向きだと流氷は沖の方に流れていって目にする事ができないとか、風が強いと砕氷船が出ないとか等々、なんだかんだの理由で見れない確率もそれなりに高いらしい。見れる確率は年にもよるけれど50~80%前後。ツアーの中にも今回三度目のチェレンジという人が2人ほどいたしね(^_^;)。

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でも本日の紋別の流氷状況はというと、とりあえずガリンコ号で行ける範囲内に流氷帯があった。流氷帯に入るために航行時間を10分程度延長したみたいなんだけどね。

23本日の薄氷状態の流氷。フィンランドのヘルシンキで全面凍結した海は見た事があるけれど、流氷というものは見た事がない私。薄氷状態でも流氷は流氷と感激してみていたんだけれど、周囲の人達の反応はいまいち。
翌日オーロラ号から見た流氷が結構立派だったので、それでやっと紋別の流氷がしょぼ流氷だったという事に納得した私だけれど、でもちゃんとした流氷を知らなかったその時点では、ガリンコ号でも十分流氷を楽しめた私なのであった(笑)。
しかし寒かったな~。⇓ガリンコ号からの映像

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オホーツク①層雲峡氷爆祭り

4流氷を見に行きたいな~と思い立ち、2/26~27、北海道は紋別&網走へと飛び立つ
今年に入ってから何を好き好んでか、寒い所ばかりに行ってるな(^_^;)。
今回は「北海道2つの流氷大クルーズ2日間」という、クラブツーリズムのお手軽お安めツアーを利用。

1朝の出発が7時25分と早いので、まずはエアポートラウンジで軽くクロワッサンの朝食を食べ、旭川行きのJAL1103便に乗り込む。
今回お初の試みでフリスクガイガーを機内持ち込みしてみる事に。フリスクガイガーを手に入れてからずっと機内の放射線量測定を試してみたかったんだけれど、国際線だと没収された場合面倒な事になりそうで持ち込んだ事は無かったんだな。国内線なら没収されても到着空港で返してもらえるだろうと思ったんだけれど、没収される事も無く、早速機内で20分×2回測定。
やっぱり機内って放射線量高い

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羽田空港⇒旭川空港 間で離陸後水平飛行に入ってすぐ測定開始。福島上空辺りは高くなるかも??と思っていたけれど、さすが高度8000m前後では影響なないのか別段測定値が大きく変動する事もなく
1回目 0.84±0.06μSV/h
2回目 0.95±0.06μSV/h
フリスクガイガー、ちゃんと反応してるじゃんって感じ。かつて一度も出た事がない高い値(@_@;)。

15旭川空港到着後、雪の舞う中、まずは層雲峡の氷瀑まつりへと出かける。
6冬の層雲峡、本来なら観光客が足を運んでも見るものないと思うんだけれど、人工的に造ったこういったもので客寄せしてるのかなって感じだな~。
氷瀑まつりは夜のライトアップを見るのがきれいなんだろうけれど、昼間でもそれなりに氷の美しさは堪能できたかなって感じ。でもツアーに付いていない限り、東京からわざわざ氷瀑まつりを見に北海道に行くっていう人はいないだろうな(^_^;)。1時間あれば十分見て回れる規模。

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今日は氷瀑deあったかマルシェで「冬のご当地そばまつり」が開かれていたので、上川そばのかけそばを食べてみる事に。1杯500円。量に比例せずちょっと高めだけれど、結構おいしかった。でもマルシェってね・・・屋台ってネーミングした方がいいと思うんだけどな(^_^;)。

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