香港旅行③-1老朽化ビル崩壊
15時20分発のCX500便で帰国予定の本日、空港送迎のホテル集合時刻は11時30分。ということで、あまり使えない微妙な午前中の空き時間を利用して、日本で事前に下調べしてきた「稻香超級漁港」での飲茶でブランチを目的に、ハーバープラザ8ディグリーズホテルから徒歩約30~40分弱の距離を散策がてら紅磡方面に出かける。このホテルに泊っていなければ、わざわざ足を運ぶような地域ではないんだけれどね
士瓜圍道から馬頭圍道に出てテクテクと道なりに歩いていると、何やら中継レポートをしている現場に出くわす。カメラを構えた記者もいるし。何?何?何事?と思ったら、そこはビル倒壊の事故現場だった。
事故が起きたのは3日前の金曜日。
事故現場を見ていた私達に向かって、身振り手振りを交えてさっぱりわからない中国語で熱心に事故説明をしてくれたおじさんの言動や、空港送迎の現地ガイドさん、中国語新聞の漢字情報から総合すると、こんな事故だったと思われる。
外からは9棟に分かれて見える築約50年の5階建てビルで、一番左端の棟が、金曜日の午後1時頃、わずか十数秒間で倒壊。一番右端の棟の地下で?改装工事が行われていて、その際に構造壁を傷つけた事が事故原因ではないかと考えられているが、現在事故原因は究明中。工事現場で働いていた人たちは建物の異変を察知してすぐさま外に出て助かったが、住人4人が逃げ遅れて亡くなった。
香港にはかなり老朽化した建物があちこちに建っている。いつまたこんな事故が起きてもおかしくないし、いつ巻き込まれてもおかしくない感じではある・・・けれど、日本でも老朽化マンションが問題になっているので、ひとごとではない気がする。
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