手術

2008年6月13日 (金)

手術翌日

想像以上にグッタリしていた手術日、一夜明けるとな~んか元気な気がする
ゆっくりベッドをギャッジアップしてもらい、吐き気が治まっているか確認。
大丈夫じゃ~ん
痛みも昨夜の痛み止めが効いているのか我慢できないって程でもないし
って事で、自力でベッドサイドにゆっくり腰掛け、うがいなどをしてみる。

そしていきなりナースに言われた。
「大丈夫ですか?じゃ、歩いてお部屋移動しましょう。」
もうそんないきなり
術後はナースセンターに近いお部屋で一夜を明かし、翌日一般病室に歩いて移動するっていう事は聞いていたけれど、こんな朝から早速移動するとは思わなかった

でもそう言われた限りは移動せねばなるまい。
恐る恐る立ち上がってみると・・・あらっ、意外に大丈夫じゃん
って事でナース付き添いの元、病室移動。
お腹をかばって前傾姿勢になっちゃうものの、全然OK。
いやぁ~、人間の回復力ってすごいな-と実感しちゃったよ。

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2008年6月12日 (木)

手術当日 Part3

手術を受けてわかったこと。

術後当日は体力の消耗が激しい

知らないうちに終了している手術にもかかわらず、そこまで疲れるものだとは思ってもいなかった。とにかく何もしゃべる気力がないのだ。「手術はうまくいったか?」とか「傷口は何cmぐらい?」とか「時間はどのくらいかかった?」とか聞きたい事はいろいろあるけれど、そんな簡単な質問さえする気にならない。それだけ疲れきっているんだよね。

術後の症状は人それぞれ違うようだ。
私は吐き気に苦しんだけれど吐き気は全くなかったという人もいれば、とにかく痛くてしょうがなかったという人もいるし、挿管チューブを抜いた後の違和感で苦しかったとか、酸素マスクをつけていたせいでパニックになったとか、全く何の苦痛もなかったとかいう人もいるし、千差万別。でも一度経験しちゃうと、二度はやりたくないなって思う


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手術当日 Part2

手術日同期生に聞いた話。
麻酔科医の話によると、全身麻酔の副作用で吐き気の出る確率は、女性で20%、禁煙家で20%、普段酔いやすい人で20%出現率がアップするらしいのだ。
つまり私は吐き気の出る可能性が60%もアップするということで、ど-りでって感じ。

術後何が辛かったって、吐き気が一番辛かったよー
とぎれることなくず-っと気持ち悪いんだもん
切腹してるんだからそりゃ傷口は痛い痛いヨ
でも痛みなら耐えてみせる
でもとにかくお願いだからこの吐き気どーにかしてーって感じだったなぁ
だいたい吐き気で「オェ-」となるたびに、腹筋に力が入ってすごーく痛いんだよ

記憶によると、点滴に入っている吐き気止め&痛み止めの他に、翌朝までに吐き気止めの筋注1本、痛み止めの筋注1本を打たれ、それでも効果ないので最後には眠れるようにと安定剤を注入された。
術後は時間の観念がなかったのでよくわからないけれど、それで多分明け方ぐらいに?よーやく落ち着いた気がする。

もう一つ、術後辛かったのが同じ姿勢で寝ていること。
元々私は寝像が悪いのだ。あっち向いたり、こっち向いたりしながらゴロゴロ転がって寝るのを常としているものだから、3時間も同じ姿勢でいるなんて考えられない
ってことで、お腹の手術だからそこまで厳重な安静は必要ないだろうと勝手に判断し、安静姿勢を守らず結構コゴソゴソと動いてしまった私・・・ちなみに動くと痛みは増すけどネ・・・。
どちらにしろ絶対安静を要求される検査や手術は私には絶対無理だー

ついでに酸素マスクもじゃまではずしまくっていた私。
ナースがベッドサイドに来る度にはずれている酸素マスクをせっせと装着してくれるのだけれど、いなくなるとまたせっせとはずしちゃういけない患者なのであった
そんないくつかの出来事を経て、自分の傾向がよーくわかった。

"辛いことには耐えられない"

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手術当日 Part1

手術日当日。
手術日同期の4人のうち私の手術は9時開始の一番手。
待ち時間の緊張もないまま開始なので順番的にはいい感じ

手術室には当然ストレッチャーに乗せられて運ばれていくものと思っていたら
ここは徒歩での移動。それも手術着着てだよー。
そして手術台にも自分で「ヨイショ」と乗るあたり、なんか変じゃな-い

手術台に横になったところで執刀医が私に一声。あら?いつの間にご登場?
その後すぐに麻酔科の女医さんから「点滴の管から眠くなる液入れるのでちょっと冷たいですよ」と声がかかる。

腕に液が注入されている冷たさを感じたところで・・・・・記憶がとぎれた
きっと手術台に寝てから3分もたっていない気がする。

そして次に記憶しているのは
「○○さーん、喉に入っている管抜きますよ」という女の人の声

その声を聞きながら
『えー、喉に管なんて入ってないよー誰かと間違えてない』と思っていた私。
でもそこですぐに??
『そうだ!手術!知らない間に終わったんだ!』と気づいた私。
『管っていうのは麻酔の挿管チューブか・・・でも抜いたのいつ全然わかんなかった-』って感じで、その時にはまだ意識と感覚は朦朧だったと思われる。

しかし、いつの間にやら乗せられていたストレッチャーが動くのを感じた瞬間、吐き気が出現。遠くで手術室ナースと病棟ナースの申し送りが聞こえる中、「吐きそう」とつぶやく私。そう、そこから術後の吐き気との戦いが始まったのだ。

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2008年6月11日 (水)

手術前日

2週間の入院生活を送り本日無事退院。
あー、やっとシャバに出られたよー
今回生まれて初めての手術を経験。それも切腹だ-

入院前に同僚に言われた。「とうとう切腹だね!」
「縁起でもないこと言わないでヨ」と思ったけれど
考えてみたら確かに切腹じゃーん恐ろしやぁ~

とかいいつつ
「明日の手術を控えて今日は緊張して眠れないと思うので、きちんと眠剤飲んで寝てくださいネ」と手術前日の夜にナースから渡されたハルシオン
そんなもの飲まなくても眠れるヨ!と思った私は飲まないで就寝
そして、熟睡

そう・・・この時は自分でも不思議なほど
手術を控えての緊張なんて全然なかったんだよね-。

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